憎たらしい我が子

母と息子の365日

中学受験のメリット・デメリット

日差しが眩しく、暑い日ですね~

今朝は息子に上着は手持ちで登校して、学校の最寄り駅で羽織った方が良いよ!

とアドバイスしましたが、果たしてその通りに登校したのかは不明。

 

別に隠しているわけではないんですが、以前はアメーバでブログを書いていました。

すごく書きやすかったんですが、身バレしやすいブログでもありますね。

一度でも中学受験と言うキーワードで、アメーバを利用したことがある方は

ご存知かと思いますが、おすすめに記事が勝手に上がってきたりします。

読ませたい方は良いと思いますが、私は1人で細々やっていたかったので迷惑でした。

 

良かったこともあります。

私のブログが某新聞社さんの目に留まり、取材を受けました。

息子と私の受験記録を特集させて欲しいとのご依頼で。

 

その途中で身バレして、私の投稿記事が気に入らないと騒ぎだしたママ友のせいで、

ブログを削除しなければならない事態に発展し、この話も白紙に戻るかなー

なんて思っていたら、無事に掲載されました。

 

ママ友嫌いが加速した事件でもあったので、今後もママ友と言うモンスターは

絶対に作らないと誓った日でもありました。

結局、都合の良い相手として近づいたものの、必要なくなったり、都合が悪くなると

急に音信不通や敵意剥きだしで攻撃してくる、単なる化け物です。私からすれば。

 

そんなこんなで、過去記事整理して掲載しようと思ってはいますが、

中学受験って毎年のトレンドなので、その年その年の流行り廃りがあると思います。

過去記事掲載してもあまり参考にはならないかな?と思うので、

現在の出来事を記事にしていこうかなって思い直しました。

 

 

中学受験をやらせてみて、良かったなーって思った事は

知的好奇心を育むカリキュラムに触れることが出来ることかなって思います。

 

我が家は共働きだったので、赤ちゃんの頃から保育園で育ち、

当時私はシフト勤務だったので、土日休みの夫とも休みが合わず

平日は私、土日は夫、みたいな感じでバラバラに子育てしていました。

 

幼い頃から満足に旅行もレジャーも連れて行ってあげられなかったので、

学校が色々な場所へ連れて行ってくれたり、宿泊体験やスキー教室、

希望すれば短期留学までしてくれることに、受験させて良かったなと思います。

 

息子は中学校に入ってから、たくさんの経験や学びがあり、

色々な事にチャレンジしてみたいと思うようになりました。

この経験は公立中学では難しかったかなと思います。

 

息子の通っている学校は大学付属なので、中大連携でのイベントもあり、

早いうちから大学のカリキュラムにも触れられることも、良い経験になっています。

 

デメリットと言えば、お金がかかることですかね。

合格させるまでもかなりお金がかかりますが、

問題は入ってからの方が掛かると言うことです。

 

合格した学校がお子さんにとってどのレベルでの合格だったかによって、

入学した後の塾代だったりがかなり変わってきます。

 

息子は第一志望校は男子校で中高一貫校でした。

持ち偏差値的にも、余裕で受かるんじゃないか?なんて言われていましたが、

6年生の後半で精神的におかしくなり、偏差値が急降下。

そこからモチベーションが上がることもなく、偏差値も元に戻りませんでした。

 

本人は焦る気持ちすらなく「受かったらラッキー」程度の気持ちで挑み、

見事全ての試験で不合格でした。

塾で同じクラスだったお友達が、そこの学校に合格。

息子も意外だったようで、合格札を見た時にやっと後悔したようです。

頑張れなかった自分を殴りたいと。

 

自分が憧れていた学校へ、自分より偏差値が下だったお友達が合格し

自分は第二志望校の付属へ通うと言う現実から、しばらく立ち直れなかった息子。

 

入学後しばらくして、そのお友達と偶然駅でばったり。

入学前より痩せて、顔色も悪かったので心配して声を掛けたそうです。

すると、学校の勉強についていけず塾を3つ掛け持ちしていると聞きました。

息子の志望していた学校は、とにかく授業の進度が速く

課題量も膨大な為、偏差値ギリギリまたは下回っている生徒にとっては

ついていくのに必死で、みんな何かしらの塾へ通っているとの事でした。

 

 

それを耳にした息子。

落ちて良かったな。。って本気で思ったそうです。

必死になって進学校への合格を勝ち取っても、

入った後の地獄は、合格と言うゴールが見えていた小学生の頃とは違い

長くて暗いトンネルなんだろうなって、想像しただけで地獄ですね。

 

中学受験は合格してからがスタートなので、合格をゴールに持っていくと

入った後の絶望感が半端なくキツイのではないかと思います。

親も、まさか自分の子供が勉強についていけず、学費とは別に塾代が嵩むとは

夢にも思ってないだろうなって。

 

なので、入学してからの方がお金は掛かります。

インターネット上で書かれている学費は、固定費の様なもので

年間カリキュラムで発生する費用は一切掲載されていないと言うのも

入学後に分かる落とし穴です。

 

調理実習や美術等で使用する材料や道具なんかも、全て学校側が揃えてくれると言う

便利さはありますが、その後に必ず請求はされます(笑)

宿泊行事や校外学習なんかも、その都度請求されるので、

「え?また支払い?」なんて言う事になりかねない。

学費は掲載額+50万は覚悟しておいた方が良いかな。。

少なくとも年間100万以上は見込んでおいた方が良いと思います。

 

これに塾代が入ってきたら、200万弱は掛かると思います。

息子も英語が壊滅的なので、英語塾に通わせていますが年100万弱掛かっています。

これは入学前には想像もつかなかった事態でした。

 

高校に上がるときは、また入学金が掛かります。

高校で制服が変わる場合は、そこでまた一式費用が掛かります。

とにかく、ずっとお金が掛かるのが私立です。

息子の学校は寄付金がないのが救いですが、寄付金がある学校は更に。。

 



中学受験をやるメリットはない

とか

中学受験はメリットしかない

とか

 

こういった記事をよく目にしますが、

メリットもデメリットもどちらもあると思います。

公立に通ったからと言って、何か不利益が生じるかと言えばそんなことは全くなく。

小学生でたくさんの経験や学び、遊びを思う存分体験することで

中学校では高校受験に向けてしっかりと頑張れる可能性があります。

 

中学受験は早いうちから強制的に競争させられて、

いつも優しかったお母さんが豹変してしまったり、自尊心が傷ついたり、

遊びたい時期に全く遊べなかったり、子供の気持ちに寄り添えなくなったり。

早めに反抗期が来る可能性だってありますよね。

 

反対に小学生の時に好き勝手やらせすぎて、中学生になってからもスイッチが入らず、

高校受験が頑張れない可能性だってあります。

 

私立中学はある一定の基準に達しなかった場合、留年があります。

頑張る頑張らないは本人次第と言うドライな部分もあります。

 

どちらにせよ「子供の人生であり、親の人生ではない」と言う事を忘れずに、

これからも子供が望む未来を一緒に描けていけるよう、頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学二年生

桜も満開で、気持ちの良い日が続きますね。

制服の上着を脱げないのは、非常に気分が悪そうですが。。

今日から登校の新一年生、小さくて可愛かった♡と言っていました。

一年前は、君も同じように見られてたんだよー。

 

 

 

トンチキの息子も無事に進級できました。

今回進級できなかったお子さんは自主退学されたとの事です。

進級基準はそんなに厳しいわけでもなく、最終評価で5段階の内

1が一定数あると留年になります。

 

息子も危ないんじゃないか。。。とドキドキしていた1年でしたが、

1と2はありませんでした。(良かった。。)

 

クラス替えはイヤだイヤだと騒いでいた1ヶ月。

担任の先生にも「クラス替えヤダ!」と全員で直談判。

先生方もクラス替えはなしの方向で、何度も会議を重ねましたが、、

 

クラス替えありました(笑)

 

息子は特定の仲良しと言うのはおらず、みんなと仲が良いタイプなので、

クラスが変わっても全員が知り合いと言うこともあり、なかなか満足だった様子。

クラス担任が昨年と同じだったことが、トンチキ的にはホッとしました。

 

 

 

息子の学校では、三年生から成績順に行きたいコースが選べるようになります。

一年生までは、進級できるかできないかだけだった評価が、

二年生からは、全てのテスト・内申が三年次のコースへ直結することになります。

 

息子は中学受験で第一志望校を逃している為、三年生では絶対に特進コースへ

入りたいと一年生から熱望していました。

 

一年次の三者面談では「このままでは特進なんて夢のまた夢~」と言われ、

そこから奮起するのかと思いきや、DALLA DALLAしていました。

 

奮起したのは3学期。

英語の偏差値38のパープリン息子が、1ヶ月の自主勉を耐え抜いて

英検4級合格を勝ち取ったのをきっかけに、気付けば勉強するようになりました。

 



学年末テストの順位が目標としていた100位を初めてきり、

特進クラスの推薦基準である上位70人まで、あと一歩に迫りました。

 

そう言えば、日能研時代から「お前はやればできるのになぜやらない?」

と幾度となく言われ続けてきましたが、ようやくやるようになったみたいです。

苦節5年かかりました。。

 

そんなこんなで、中学二年生も実りの多い年でありますように。。

 

 

夫のどうでもいい違和感

 

明らかに暇であろう夫に塾の宿題をお願いしました。

すると、

 

答えにはしっかりとした回答があるものの、

問題には『気づいたことを書こう』となっていることに違和感があるらしい。

 

「お母さんはきちんと書けって言うよ」

と息子が言うと、急に違和感をぶつけられました。

 

トンチキ気づいたことを書けば良いんじゃないの?

答えに沿った回答を書かなきゃいけないなら、気づいたことを書こうは変。

変って言われたって。。

 

トンチキ気づきのポイントが抑えられていれば、正解にすれば良いだけでしょ?

だったら気づいた事にならないじゃん。気づきのポイントなんて人それぞれなのに

  答えに沿って書けなんて違和感しかない。

答えに沿って書けなんて、どこにも書いてないけどな!

 

次の課題でも「グループ分けなのに、何で線対称じゃダメなんだよ。」と言い出す。

さすがにイライラして来たので、

 

グループ分けって言われてるのに、線対称って言葉だけじゃ足らないじゃん。

何が線対称なのか、線対称のグループはどれか?

選ばなかったものは、なぜ選ばなかったのか。

これが聞かれている質問なんじゃないの?

 

と夫にガン詰めしてしまいました。。(誰の宿題だよ。。)

それでも夫は「違和感しかない。納得できない。

終いには

 

テストで点を取るには、お母さんの教え方が合ってるんだろうなー

 

息子に勉強を教えるよりも、何倍もの労力を使いました。。

もう二度とお願いするのはやめようと心に誓いました。

 

初めてのテスト

入室して初めてのテストがありました。

マイファーストテストと呼ばれるもので、全国の日能研予科教室生が

一斉に受けるテストのようです。順位なんかもきちんと出たりして、かなり本格的。

 

四谷の全国統一小学生テストとか受けた事がないので、

これが正真正銘、初めての全国テストです。

 

 

一応ここから出るよ的な範囲は、毎日の復習でやらせていたので

テスト対策的な事はやりませんでした。

強いて言うならば、漢字が微妙だったのでテキストを持たせたくらいかな?

 

低学年あるあるな「やる気を出させる魔法の言葉」を夫が唱え

 

100点取ったらデュエルマスターズのカードを10パック買ってやる!

 

張り切って塾へ向かいました。

終わる時間まで付近で待機し、お迎えに行くと不穏な雰囲気。

テストの回答を見ながらブツブツブツブツ、何かを言いながら歩いてきました。

 

国語は1問間違えてた!

算数は4問間違えてた!

悔しい!国語は100点取れたのに!

 

 

 

どちらにせよ10パックの夢は破れたようなので悔しい悔しいと言いながら帰宅。

 

翌日、テスト結果が出ました。

 

国語:91/100点(2問不正解)

算数:75/100点(5問不正解)

順位:319/2586位

 

確かに自己採点に近かったですね。

でもこの順位って、満点のお子さん結構いたんではなかろうかと。。

これが良いのか悪いのか、私は全く分かりませんが

本人に結果を伝えると「来月こそは100点取る!」と意気込んでいました。

 

2019年は勉強が楽しそうでしたね。

ここからどんどん闇が深くなっていくことは、まだ誰も知りません。

 

予科教室

日能研へ転塾してから2週間が経ちました。

今回は、算数→覆面算と虫食い算・国語→日記の書き方を学んできました。

 

宿題を教えるのに、毎回苦労しているのは国語。

本当に国語を根気よく教えると言うのは何よりも重労働な気がします。

 

賢いお子さんのご家庭にテレビはない(つけない)とよく聞きますが、

中学受験をするのにテレビは害悪でしかないことが、よく分かります。

文章が話し言葉になるんですよね。。

大人ももちろん気を付けなければならない事ですが、

特に多かったのが「○○と言っていた」が「○○っつってた

つってたってなんやねん。

 

他にも、、

 

完全にノックアウト。。

こんな感じで全然進まない!

大した量ではない宿題のはずが、終わりが見えないのは気のせいでしょうか。。

音読も勝手に予測変換して読むし。。

それをまたいちいちストップして読み直しさせると、

息子の怒りメーターがぐんぐん上昇し、こちらのメーターも振り切り寸前。

最終的には大喧嘩になり、父が止めに入ると言う。

本当に気が遠くなる作業です。

 

書いてある通りに読む。急いで読む必要はない。

分からない単語はスルーしないで、立ち止まって調べる。

 

最低限これだけは5年生くらいまでは、しつこく伝えていた気がします。

 

毎回漢字の宿題が出ているんですが、漢字なんて自習の代表格じゃないですか。

小学校でも漢字なんてたくさん練習してるわけだから、いちいち確認しません。

先週の課題は「息」

息の「自」の部分が「白」になっていました。

確認が必要なようです。。

 

 

算数は覆面算と虫食い算でしたが、難しくてフォローが出来ませんでした。。

解説読んでも1ミリも理解できず、父にフォローを頼んでもお断りされました。

(当時の記事を転載しているので、どうやって乗り切ったか覚えていません。)

 

SAPIXの時は膨大な宿題が出るものの、ひたすら計算!漢字!記述!だけだったので、

とりあえずやらせていればよい状態だったんですが、

日能研は「ひらめいて!」「考えて!」「発見して!」的な問題ばかりで、

フォローが難しい、、真面目にできるお子さんなら問題ないですが、

放っておくと宇宙と交信しかねない息子は、一緒にやらないと一生終わらない。

 

日能研の詰め込まないカリキュラムの難しさは、

ある種塾業界No1のトップレベルなのではないかと、、思ったり思わなかったり。

3年生までは思考の種蒔きなんでしょうけど、後半の勉強にどれだけ役に立つのか。

当時は予想が出来なかったんですが、はっきり言って役には立たなかったかな?(笑)

うちの場合は、ですけど。

 

やっぱり低学年は公文式!が一番の勉強法だと思いました。

公文に通えって言うわけではなく、ひたすら書く!ひたすら解く!

悩む癖より手を動かす癖を付ける方が、後半の勉強に大いに役立つと思います。

簡単なことを複雑に考えさせて、カッチリ嵌まる子は良いですが

親子そろってチンプンカンプンになると、単なる時間の無駄にしかならないかな。

 

過去に戻れるなら教えてあげたい。

当時は「きっと役に立つ」と信じて、辛抱強く息子と勉強に格闘中です。

 

いざ日能研へ

SAPIXを3ヶ月で退塾後「中学受験どうする?」」と息子に尋ねると

「え?やるけど。。」との返事。え?じゃぁ、塾どうするの?

 

息子  「日能研でいいじゃん。

トンチキもう一回テスト受けるんじゃない?

息子  「OK

 

と言う事で、再度HPから入塾テストを申し込む。(学ぶチカラテストだったかな?)

日能研は入塾テストが無料で良いですよね。

SAPIXは3,000円取られました。(この辺からただならぬ王者感。)

無事に合格したので説明会へ参加。夏休み明けからお世話になることに。

 

そうそう、トンチキがテンション上がった事と言えばNバッグ!

小さい頃憧れてたなー。これ背負って電車乗ってる同級生に魅了されていました。

(実際は大変だったんだな。。と時を超えて理解しましたが。)

 

テキストやらバッグやらを持ち帰ると、息子に早速お披露目。

全く興味のない感じで若干イラッとしましたが、流れに身を任せました。

 

2019年8月31日より、いよいよ予科教室が始まりました。

予科教室は金曜日か土曜日なので、連れて行きやすい土曜日を選択。

授業はお昼にあるので、軽い朝食を持たせ早めに送り届けました。

 

授業は1コマ70分。算数と国語の2コマ。

予科教室は算数と国語しかありません。

社会と理科は別日にある研究講座みたいなものを別途申し込みます。

(我が家は入会しませんでした。よく分からないのが一番、時間がないのが二番。)

 

国語はみんなで文章を考える授業だったようで、

どうすれば分かりやすく伝えることが出来るか、他の子の発表を聞いてどう感じるか、

自分の発表でいかに笑いを取るか。。斜め上の文章を考えたり。。

意味不明な文章を作ったりして、笑いを取っていたんだろうな。。

と言うような文章が、汚い文字でびっしりテキストに書かれていました。

 

算数は魔方陣を習ったらしく、帰宅後振り返りをさせたところ理解しておらず。。

一から説明する羽目に。。

散々な罵詈雑言を浴びせられましたが、まだこの頃は我慢出来ていました。

日能研SAPIXよりかは教えやすく、MY NICHINOUKENに授業のポイント等が

掲載されているので、親が最悪教えられなくても自宅学習がやりやすくなっています。

 

と過去記事(2019年)を転載していますが、そうだったなーと思い出しました。

いつでも講師に質問ができるので、親が必死こく必要もなく気が楽でした。

またこの当時は宿題が出てたみたい。予科教室では出てたのに本科でなくなるって

どういう意図なんだろうか。。と今更になって気付く母でした。

 

 

 

 

中学受験のはじまり

 

息子が「中学受験したい」と言い出したのは小学2年の秋。

きっかけは学童で一緒だった6年生が受験をすると聞いてきた事でした。

私たち夫婦は受験なんて高校受験のみで、お互いに勉強は皆無。

入れる学校にできる範囲で努力して入ったので、受験と言っても大した勉強はせず。

 

中学受験で想像するのは、Nの文字が入った青いバッグを背負いながら

電車に乗って遠くまで勉強しに行っている、お金持ちの子がやっているイメージ。

(まー、私が幼い頃の印象ですが、、)

 

我が家はいたって普通の家庭なので、果たして本当にできるのか?

と言う疑問がまず湧いたのと、何するんだろう??と言うところからでした。

 

塾に入れなきゃいけないのは分かっているものの、

入塾テストがあるなんてこの時まで知りませんでした。

なので、入塾テストを受けるとこから始まります。

保育園時代のママ友に相談し、中学受験塾は主に4つあることを聞きました。

 

 

色々聞いた末、我が家は下記3塾のテストを受けに行きました。

 

3つとも合格をもらいましたが、夫と息子がSAPIXが良い!と言うので

SAPIXへ入塾することにしました。(私的には日能研が良かった、、)

 

 

そんなこんなでSAPIXにて受験勉強が始まったわけです。

入塾テストの点数でクラスが決まるのも親子初めての経験。

6クラス中上から2番目のクラスに決定しました。

ここまでは良かったんです。本人も喜んでたしね。

 

ここからが大変で。本人も早々に根を上げていました。

後々の後に調べて分かった事ですが、SAPIXに入る前に公文やらそろばんやらを

習っているお子さんが大半らしく、息子も5歳からZ会をやってはいましたが、

分量とスピードが月とすっぽん。あっという間についていけなくなりました。

(テストを受けた時が頭脳のピークではないかと。。)

 

同時に4歳から習っているスイミングクラブから選手コースの誘いも受け、

勉強したくないと言うのもあったんでしょうけど、3ヶ月在籍して退塾しました。

入塾金3万はもったいないな、、って気持ちは正直ありましたが、

この後何百万と払わなければならない事を考えると、早めに決めて良かったなと。

 

SAPIXの何が大変かって、まず授業のスピードがとてつもなく早い。

理解するとかしないとかの次元ではなく、理解していることが前提なので

先生に質問なんてできません。理解不足は家でサポートするんです。

インテリ夫婦なら良いですが、学もなければフルタイムで働いてもいるので、

持って帰ってくるテキストをバラしてコピーして反復させてが精いっぱい。

 

教えてと言われても解説がシンプル過ぎて、こっちの理解が追い付かない。。

夫に至っては「なんでこんなことやらせるの?中学受験で必要なの?」

なんて「必要だからやってんでしょーが!」としか返せないような事を言い出す始末。

中学受験と言う未知の世界に迷い込んだことを、すこぶる後悔した3人でした。

 

通塾中たった1回だけ、入塾して間もない頃に状況確認のお電話をいただきました。

「何かお悩みがあればいつでもお電話くださいね」と言ってくれましたが、

その「悩み」がなんなのかもわからない状態だったので、

電話をすることは一度もありませんでした。辞める時くらいかな?

 

まーとにかく大変な印象しかなく、先生も冷たいし、クラス格差もひどい。

上位クラスと下位クラスでは、担当する講師自体も変えているようで。

一番下のクラスでは「ここは君らには関係ないから飛ばして―」

と言って教えてもらえないものの、組み分けテストではしっかり出るそう。

なので一度下位に転落もしくは最初から下位スタートだと、

浮上するには個別指導を付ける以外、道は拓かないわけです。

今改めて思い返しても、すごいシステムだなって。

 

入塾してしばらくすると保護者会がありました。

多分、、1回目の組み分けテストの後だったかな。。4月だった気がします。

保護者会には200人以上が来場し、立ち見まで出る始末。

まだ3年生なのにこの熱意に圧倒されてしまった記憶があります。。

(ここのSAPIXがとりわけ大規模校舎だったと言うのもあります。)

 

上位クラスの担当講師がそれぞれの科目について、どんなことをやっているのか、

生徒はどんな雰囲気かを代わる代わる説明してくれていました。

下位クラスはと言うと、まずは基礎から見直すようにと言う説明のみされていました。

 

ひとしきり授業の説明が終わった後は、校舎長より3つのお話がありました。

へぇ、もう決めなきゃいけないんだ。しかも御三家って何?

野口五郎西城秀樹郷ひろみ?なんてふざけた事を考えながら、

とりあえずメモメモメモ。気付けば周りもメモメモメモ。

帰宅して調べましたが、御三家って神奈川と真打(東京)があるみたい。

神奈川御三家って変な響きだなって、どうでも良いんですが

ようは日本を代表する高偏差値帯の学校のことみたいです。

東大を目指すならここ!みたいな感じ?

 

どうやらSAPIXはこういった高偏差値帯の学校への合格率がトップの塾らしく、

だから御三家を見学って言ってたんだなって。

そんなこんなで、色々とびっくりするような経験をさせてもらったSAPIXですが、

3ヶ月と言う短い期間で終了となりました。

あのまま辞めずに続けても、息子が御三家に入れることは100%なかったので、

早々に辞めて正解でした。紙に埋もれて窒息死したと思います。

 

この後、息子は日能研にて再スタートを切ることになります。